日本画専攻

日本画の裏打ち

日本画はいろいろな支持体に描くことができますが、ほとんどの作家は和紙に描く紙本か絹に描く絹本(けんぽん)を選択しています。いずれも作業工程の中で「裏打ち」を行います。紙本の場合は描く前に紙の強度を増す目的で、絹の場合は制作後に表装するために行います。本画の裏に用途に合わせた和紙を貼る「裏打ち」がずっと日本絵画を支えてきました。掛軸や巻物は繰り返し巻いたり広げたりしますが、それを繰り返すと当然和紙が弱っていきます。しかし日本絵画は本画の裏にもう一枚裏打ち紙を澱粉糊で張り付けた二層構造となっているため、古くなったり弱ったりした裏側の和紙を取り替えることでまた新しく生まれ変わります。澱粉糊は水を含むと剥がれるという可逆性をもっているため、何度も剥がし、新しい紙に張り替えることができるのです。こうして長い間、日本の絵画は大切に管理され保存されてきました。絹本の場合はこの裏打ちを施すことであらゆる表装に対応することができます。(表装とは書画を掛軸、屏風などに仕立てること)今日は、札幌にある「表具の一心堂」の柄澤光昌氏を講師にむかえ裏打ちの実習を行いました。

卒業生による日本画展「report」が開催されます。

日本画専攻を卒業した葛西由香さん(3期)・山本彩花さん(3期)・加藤愛子さん(5期)・橘つづりさん(5期)のグループ展「report」が開催されます。

葛西さんは卒業制作が話題となるなど様々なメディアにも取り上げられている話題の作家。山本さんは本学卒業後に嵯峨芸術大学大学院に進学、橘さんは本学卒業後に武蔵野美術大学大学院に進学。加藤さんは在学中からフィレンツェ賞展など道外のコンクールに入選するなどの実力派です。ぜひご高覧ください。

会期:2019年8月20日(火)~25日(日)
時間:11:00~19:00 最終日17時まで
会場:HOKUSEN GALLERY ivory
札幌市中央区南2条西2丁目
NC北専ブロックビル4F

第5回 石本正 日本画大賞展に出品します。

「第5回 石本正 日本画大賞展」に日本画専攻4年金澤優那さん、須田茉里さん、3年伊藤智美さんの日本画作品が出品されます。本展覧会は日本画家・石本正画伯の功績を顕彰し、未来への希望に満ちた学生たちの創作活動を奨励するもので、全国の日本画を修める大学30校が参加する展覧会です。

会期
2019年8月27日(火)~10月14日(月・祝)

会場
島根県浜田市立石正美術館 企画展示室・ギャラリー

開館時間
9:00〜17:00(入館は16:30まで)

休館日
月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)

出品大学
札幌大谷大学・東北芸術工科大学・金沢美術工芸大学・金城大学短期大学部・筑波大学・文星芸術大学・東京藝術大学・武蔵野美術大学・多摩美術大学・女子美術大学・常葉大学・名古屋芸術大学・名古屋造形大学・成安造形大学・京都精華大学・京都造形芸術大学・嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学・京都市立芸術大学・大阪芸術大学・大阪成蹊大学・奈良芸術短期大学・倉敷芸術科学大学・尾道市立大学・広島市立大学・比治山大学短期大学部・九州産業大学・大分県立芸術文化短期大学・崇城大学・沖縄県立芸術大学(30校、順不同)

主催
芸術と文化のまちづくり事業実行委員会、浜田市立石正美術館、浜田市、浜田市教育委員会、公益財団法人浜田市教育文化振興事業団、中国新聞社

後援
山陰中央新報社、石見ケーブルビジョン、ひとまろビジョン

網走に写生旅行に行きました。

7月14日(日)から16日(火)までの3日間、日本画専攻4年生が網走市に写生旅行に行きました。今回の写生旅行は網走市エコセンター2000芸術文化合宿事業のサポートを受けて実施されました。

写生の他、網走市立美術館、モヨロ貝塚館、網走市郷土資料館、道立北方民族博物館、網走監獄博物などの文化施設も見学し大変充実したものとなりました。

今後、写生を日本画に仕上げ、網走市立美術館にて展覧会を実施する予定です。

札幌大谷大学芸術学部美術学科 卒業制作展2019

美術学科の卒業制作展が、遂に明日、搬入日を迎えます!

今年のDMはこんな感じに仕上がりました〜。


ポップでめんこいですよね!

美術学科4年生の集大成を、ぜひぜひご高覧ください!
どうぞよろしくお願いいたします!

札幌大谷大学芸術学部美術学科 卒業制作展 2019
[会期] 2019年1月23日(水)-1月27日(日)
[時間] 10:00-18:00(最終日は17:00まで)
[場所] 札幌市民ギャラリー(札幌市中央区南2条東6丁目)

卒業制作展2018 開催のお知らせです!

札幌大谷大学卒業制作展2018、会期までもう少しです!
出来上がったDMはこんな感じですよ〜。

今年の卒展テーマは「谷」!
これは「大谷」の谷でもあり、「人生山あり谷あり」の谷でもあり…。

【ここから図録コメント引用】
「私たちは谷の時期をマイナスに捉えがちですが」

えっ、今みんな谷なの!?(そんなに若いのに…!)

「今ここに、大きな山を作り上げます」

あっ、そういうこと…(良かった…)

と、少し私的なコメントも含んでしまいましたが、
このようなテーマで取り組んでおります!

画像ではちょっと分かりにくいですが、
DMには大学校舎を模したビジュアルのイラストの上に
かすかに、谷の字のエンボスがかかっているんですよ!
まちなかの美術館やギャラリーで見かけることがありましたらぜひお手に取ってみてくださいね。

 

札幌大谷大学 芸術学部 美術学科 卒業制作展 2018

【会期】2018年1月24日(水)〜28日(日) 10時〜18時(最終日のみ17時まで)
【会場】札幌市民ギャラリー(札幌市中央区南2条東6丁目)
【入場料】無料
【協力】札幌大谷大学・札幌大谷大学短期大学部 教育後援会
【問い合わせ】美術学科研究室 TEL.(011)742-1839

今年の共同制作演習B(映像)のDMができました

今年の共同制作演習B(映像)のDMは二つ折りみたいです。
映画「爪痕」と関連したフィジカルゲームのイベントも開催予定で、
どのように映画とリンクしていくのか楽しみです。

 

今年の共同制作演習B(映像)のポスターができました。

音楽学科と美術学科で協同し制作を行う共同制作演習は、前期はオペラ、後期は映像をテーマに、半期の授業の中で制作を行います。前期のオペラは演目がはじめから決まっていますが、後期の映像では、アイデアを発想すると所からはじまり、シナリオから絵コンテ、動画コンテ、広報等すべてを学生の力で作っていきます。今年は、映画とイベントが連動した企画となっております。お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

美術学科作品展「おおたにの今。」明日からです!

明日より!毎年恒例、美術学科作品展「おおたにの今。」が始まります。
DMはこんな感じですよ〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
なんだか例年とちょっと違った雰囲気ですね?と、色々な方々に言われます。
好評です!とっても可愛いですよね!
作ってくれたのは、メディア表現領域2年生の小野ひばりさんです。
本日、無事に搬入を終え、あとは明日からの会期を待つのみ!

油彩、日本画、版画、立体、写真・映像、グラフィックデザイン、情報デザインの
計7分野の学生の作品が展示されております!
みなさんお近くへお越しの際は、ぜひ おおたにの “ 今。” を感じにいらしてくださいね〜。
どうぞよろしくお願いいたします。


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札幌大谷大学芸術学部美術学科 作品展
「おおたにの今。」

【会期】
平成29年9月12日(火)~17日(日)
10:00〜19:00(※最終日のみ17:30終了)

【会場】
大丸藤井セントラル7Fスカイホール
(札幌市中央区南1条西3丁目2)
TEL:011-231-1131
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